ISCWサマースクール2015
国境を越えて:効果的な国際科学広報発信とは
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- 主催
- 沖縄科学技術大学院大学(OIST)・科学技術広報研究会(JACST)
- 協力
- 大学研究力強化ネットワーク(RUN)
- 日時
- 2015年8月15日(土)・16日(日)
(OIST宿泊施設「シーサイドハウス」にご宿泊の場合、14日チェックイン・17日チェックアウト。 - 場所
- 沖縄科学技術大学院大学
- 対象
- JACST会員、 大学研究力強化ネットワーク(RUN)所属の広報担当URA、その他アジアの大学や研究機関に所属する科学広報官など(ワークショップは英語で開催します)
参加申込
- 2015年8月3日(月)までに参加申し込みフォームにてお申し込みください。
- 参加申込後、3日間以内に参加費(一人2万円、税込)をお振込ください。詳細は上記リンク先を参照ください。
- OIST宿泊施設にご宿泊の方は、OIST宿泊施設申し込みフォームをご覧ください。部屋の数には限りがありますので、満室になった時点で宿泊受付は終了いたします。
コース概要
沖縄科学技術大学院大学は(OIST)は、科学技術広報研究会(JACST)との共催で、日本国内の大学や研究機関に所属する広報担当者を対象とした国際科学広報に関する実践形式のワークショップを2日間にわたって実施します。英科学週刊誌「ニューサイエンティスト」から経験豊富なジャーナリストを講師として迎え、受講を通して、効果的なプレスリリースの書き方や、最新の研究成果をわかりやすく魅力的な英語の文章で即座に情報発信するためのノウハウを身につけるとともに、ワークショップ参加者のスキル向上を目指します。
コースは講義と実践からなります。いずれも日本国内において科学広報を担う組織や個人が直面する課題に焦点を当てた内容となり、有用な知識を楽しく学ぶことを目的としています。ワークショップ受講後は参加者に修了証を交付します。
- 科学研究に関する情報発信や国際的な認知度の向上にあたり、メディアを効果的に利用する方法
- 海外ジャーナリストの要求を理解し、関心を引く話題を探し出す方法
- 英語でプレスリリースを作成する方法および記者団へ送り込むタイミング
- 注目されやすい補助資料(動画や写真など)
- 対象となるジャーナリストを絞り込むために海外の広報担当者が利用しているジャーナリストの一覧表
- 海外ジャーナリストとの関係構築
- ニューサイエンティスト 独自の「コピー・クリニック」で、英語で作成されたプレスリリースを改善する実践テクニック
- 研究者向け海外ジャーナリストのインタビュー対応策
- 参加者同士による文章の分析
- ソーシャルメディアを活用した読者拡大の方法
プログラム(スケジュールや詳細は変更の可能性あり)
第1日目 | 第1日目 | |
セッション1 | OPPORTUNITIES FOR JAPAN 09:00 Welcome 09:10 Introduction 09:25 Getting to Know You 09:35 Talk: How press coverage makes a difference to an institution 10:20 Talk: What international journalists want |
PRESS RELEASES and BEYOND 09:00 Welcome to day 2 09:05 Talk: How to deal with scientists 09:40 Talk: How to share your press releases |
11:05 Break | 10:15 Break | |
セッション2 | A GOOD STORY IS ESSENTIAL 11:25 Activity: What makes a good story 12:20 Introduction to afternoon discussion |
BEYOND PRESS RELEASES 10:35 Talk: Better than press releases: Building relationships with journalists 10:50 Talk: Social media 11:25 Activity: Social media II |
12:30 Lunch | 12:40 Lunch | |
セッション3 | PRESS RELEASES 13:45 Talk: How to write effective press releases in English (structure, materials, quotes and contacts) 14:15 Activity: Press releases |
13:45 Activity: group discussions on what you have learned in the workshop Report back 14:30 Announcements 14:45 Closing, certificates and feedback form |
15:15 Break | ||
セッション4 | 15:35 Discussion: What are the most difficult issues that you face as a press officer | |
セッション5 | 16:05 Round-up: What we learned today Slide... What we'll cover tomorrow 16:15 Closing announcements |
講師略歴
ニューサイエンティスト誌
マネージング・エディター(編集長)
ローワン・フーパー
英国シェフィールド大学で進化生物学分野で博士号取得後、1995年に来日。国立環境研究所野生生物保全研究チームでイトトンボの調査を行う。2000年よりジャパンタイムズのサイエンスエディター、NHKラジオの科学番組「Dr. Hooper’s Science Made Easy」を担当。2013年アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジ物理学研究室に移籍、ライター・イン・レジデンスとして活躍。2005年よりニューサイエンティストに記者として入社、SMSを通じて同誌の知名度向上に貢献。現在はマネージング・エディター。ジャパンタイムズ時代の科学コラム和訳をまとめた著書2冊(新潮社)あり。
ニューサイエンティスト誌
エディトリアル・コンテンツ・ディレクター(編集主幹)
ヴァレリー・ジェイミーソン
スコットランド・グラスゴー大学で物理学を専攻後、高エネルギー物理学分野で博士号取得。オックスフォード大学でポスドクとして活躍後、1999年に英国の科学誌「 フィジックス・ワールド」のフィーチャーズエディターに就任。2002年より英国の週刊科学誌ニューサイエンティストで物理、天文、数学といった分野の記事編集者を務める。2015年、同誌初のエディトリアルコンテンツディレクターに着任、現在に至る。2015年3月、OISTで開催された国際科学広報に関するワークショップ2015にて登壇、海外ではどのように科学 記事が作られて伝播されるかなどについて発表した。
ニューサイエンティスト誌について
ニューサイエンティストは世界でも屈指の人気週刊科学誌で、印刷媒体や電子媒体、ソーシャルメディアを通じて毎週520万人を超える読者に情報を発信しています。同誌は1956年に創刊され、今やオランダ語、フランス語、ロシア語でも発行されており、世界各国に記者を擁するメディア企業に成長しました。ソーシャルメディアを最大限活用したグローバルリーダーとしての地位を獲得しており、現在ツイッターのフォロワーが150万人に達し、フェイスブックのファンページでは「いいね!」が240万件を突破しました。また、好調な書籍販売やイベント等を通じて新しい顧客の開拓も行っています。
参加申込にあたってご質問、ご不明な点があれば、お問い合わせフォームにてOISTまでご連絡ください。
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