新規医薬シントン(スピロオキシインドール)の合成(No.0023)

 
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概要

医薬品への応用が期待されるスピロオキシインドールの合成。

世界の創薬市場規模は、予測期間中に年平均 9.6%で拡大し、2025年には1,100億ドルに達すると予想されています。スピロオキシインドールは、ユニークで汎用性の高い足場(スキャフォールド)として、医化学や合成化学などの分野で広く研究されています。特に医学の分野では、スピロオキシインドールをモチーフにした多くの化合物が、優れた幅広い薬理活性を示すことが分かっています。また、同定された候補分子の多くは臨床試験でも使用されており、活用が期待されている化合物です。しかし、これまでに知られている合成法は非常に時間がかかり、複雑なプロセスを必要とするものでした。田中富士枝教授を中心とする研究グループは、温和な条件下(低温)で、容易に入手可能な出発材料から簡便かつ立体選択的に新規スピロオキシインドール誘導体を合成する方法を開発しました。

 

教授:
田中 富士枝

生体制御分子創製化学ユニット

応用

  • 医薬品化合物のシントン
  • 診断用化合物
  • 生体機能を解明するためのプローブ化合物

 

利点

  • 新規スピロオキサンドール誘導体の低温合成
  • スピロオキシインドール誘導体の不斉合成
  • 合成されたシロオキサンドール誘導体の分子変換し、別化合物への応用

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技術のポイント

本技術は化学的にも生物学的にも重要なスピロオキシインドールを、入手しやすい出発物質から、温和な条件(低温)で簡便に立体選択的に合成する画期的な方法です。

 

メディア掲載・プレゼンテーション

 

問い合わせ先

  Graham Garner
技術移転セクション

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  +81(0)98-966-8937