マイクロ&ナノパターニングされたマルチプレックスバイオマテリアル (No. 0100)

 
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概要

生体分子をマルチプレックス状にマイクロ・ナノパターニングする方法。

タンパクアッセイの世界市場規模は、年平均11.1%の成長率で2025年には24億米ドルに拡大すると予想されています。タンパクアッセイは、ライフサイエンス研究において、タンパク質の総濃度測定に使用されます。タンパク濃度の推定は、タンパク質精製、電気泳動、細胞生物学、分子生物学、研究用途に欠かせません。製薬会社やバイオテクノロジー企業の研究開発費が増加していることや、プロテオミクス研究に対する政府の助成制度が充実していることなどの要因により、この市場は高い成長が見込まれます。しかし現在のアッセイ技術はマイクロメートルスケールに限られており、フルスクリーニングに必要な有効面積が増加してしまいます。エイミー・シェン教授率いる研究者グループは、保存期間の延長、高スループット、低コストという利点を持つ優れたナノメートルスケールのアッセイ法を開発しました。

 

教授:
エイミー・シェン

マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット

応用

  • DNAアッセイ
  • タンパクアッセイ
  • マイクロ流路集積デバイス
  • 少量のアプリケーション

 

利点

  • 高速印刷
  • シェルフライフの向上
  • 高解像度
  • 市販のマイクロコンタクトプリンターとの互換性
  • 低コスト

 

   

 

技術のポイント

生体分子の結合/グラフト部位として安定した化学物質をナノメートルスケールでパターニングできる技術です。生体分子は、アッセイを行う際にパターンにグラフトされます。生体分子のターゲットとしては、タンパク質やDNAなどが可能です。この生体分子をマイクロまたはナノパターニングする新規の方法とは、具体的には、シランとインキュベートしたPDMSスタンプを用意するステップと、接触部分のシランを浮き上がらせるためにPDMSを分離するステップと、シランのナノホールを持つPDMSをスライドガラスに印刷するステップと、スライドガラスからPDMSを分離するステップと、パターン化されたシランを水性PEGシランとインキュベートしてパターン化されていない表面をブロックするステップと、パターン化/ブロック化されたAPTESシランを希望する生体分子とインキュベートするステップを踏みます。

 

メディア掲載・プレゼンテーション

 

問い合わせ先

  Graham Garner
技術移転セクション

  tls@oist.jp
  +81(0)98-966-8937