錯体化学・触媒ユニット (ジュリア・クスヌディノワ)

左から: ユージン・ハサキン, ジャンキンス タナー, 狩俣 歩, 知念 京子, ジュリア・クスヌディノワ, プラドニヤ・パティル, ホアン テ゛ィン ミン, ギオルギ・フィロネンコ, アビシェク・デュベイ, セバスチャン・ラポインテ

 

錯体化学・触媒ユニットでは、新しい遷移金属錯体を設計し、触媒として、再生可能エネルギー産生に関連する反応や、有機合成において、「グリーン」な環境に優しい反応方法の開発に応用することに関心を持っています。本研究ユニットでは主に以下の3つの方向を追求します。

  1. 私たちは、多電子酸化還元分子変換を可能にする遷移金属錯体の安定化のための新しいモジュラーリガンドプラットフォームの開発を行います。最終的には、これらの遷移金属錯体を再生可能エネルギー産生(例えば、二酸化炭素の還元による液体燃料の生成)および小分子の活性化に用いる反応のための触媒として使用することを目標としています。
  2. また、本ユニットは、リガンド関与による好気性酸化および有機金属化合物の電気化学的反応の変化を研究し、分光学的方法を用い、これらの反応を解明することにも関心を持っています。
  3. もう一つの研究プロジェクトは、酸化還元状態の変化または他の刺激に対して反応する、新しい有機金属錯体のポリマーやオリゴマーを設計することに関するものです。

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