3. 沖縄生活&OIST生活
外部研究資金セクションマネジャー 杉原 忠氏インタビュー
杉原忠
Tadashi Sugihara
東北大学理学部物理第二学科卒業
九州工業大学大学院情報科学専攻 博士(情報工学)
理化学研究所脳科学総合研究センター、米国ジョンズ・ホプキンス大学、ロチェスター大学などでシステム神経科学、認知脳科学研究に従事
2012年より京都大学学術研究支援室URA
2014年よりシニアURA、副室長
2017年よりOIST外部研究資金セクションマネジャー
2020年アジア初のNCURA Chair of Region VIII (International Region)
NCURA MagazineではAsia Pacific RegionのContributing Editorを務めた(2015-2018)
RA協議会代議員・運営委員(2015-2020)
- 沖縄の生活はいかがですか?
今、5年目に入っています。最初は近くで買い物していても英語がバンバン耳に入ってくるので、アメリカの学会に参加しているような錯覚に陥りましたね。
- 沖縄の隅々まで回りましたか?
いえ、あまり回ってません。こうやって、沖縄を出ていくときに後悔するんだろうと気にはしています。京都のときも、結局、働き場所が京都なだけで、京都をゆっくり見て回る時間は取れなかった。真面目に働き過ぎましたね。とてももったいないことをしました。いやぁ、でも沖縄の海はきれいですね。素晴らしい美しさです。そして太陽光線はとんでもなくキツイね。
- 食事はどうですか?
沖縄の野菜は実は少し苦手ですね。妻が上手に沖縄の野菜を料理してくれています。内地の野菜は少し値段が高いように思います。カラフルな魚が市場には出てますね。マンゴーは形が悪くても良いなら比較的安価でとても甘いものが手に入るので、夏場はとても楽しみです。
- セクションの話から離れてOIST生活全般については楽しめていますか?
スタッフがどう見ているかわかりませんが、本当は結構大変ですよ(笑)。でも、いい仲間にも恵まれ踏ん張っているという感じですかね。家に帰ればネコも話を聞いてくれますし。聞いてないか?(笑)
- OISTの好きなところを挙げるなら何になりますか?
もしかしたら「国際性」という答えなど期待されているかもしれませんが、全然違う点を話します。OISTのC階にはセンターコートと呼ばれるオープンスペースがあるんです。仕事が思い通りに進まないときにセンターコートのカフェでお茶するんですが、そこからきれいな海が見えるのがとてもありがたいです。心が和みますね。あと、私は朝8時ごろにOISTに車で着くのですが、キャンパス入り口の受付の方、建物を掃除してくださるスタッフの方々に挨拶しています。そうすると必ず、「おはようございます」と返してくださいます。当たり前のやり取りかもしれませんが、私はこのやり取りにOISTの素晴らしさを感じています。