寄付の必要性
OISTへの寄付が重要な理由
1. OISTは2009年に国会で承認され、日本政府から補助金を受けて運営されています。なぜOISTへの寄付が重要なのでしょうか。
OISTは、学際的で、グローバルな視野に立ち、多様性を重視し、科学と社会を結びつけるという、日本の科学研究・教育における新しいビジョンを掲げて設立されました。この素晴らしいビジョンを達成するために、私たちは国内外でのパートナーシップを模索しています。OISTの活動範囲が広がるにつれ、資金需要も高まっています。OISTは特定公益増進法人に認定された私立学校法人です。OISTが社会に変革をもたらすようなインパクトを創出するためには、個人、企業、財団からの篤志的な寄付が不可欠です。
2. OISTのビジョンは非常に壮大で、科学研究には莫大な資金が必要です。比較的小さな個人の寄付で、どのような変化が生まれるのでしょうか?
どんなに長い旅路でも、一歩一歩の歩みを積み重ねることで、ゴールへ到達できます。
OISTのビジョンを達成するために、私たちは、特定の研究や科学的な共同研究、技術移転や持続可能な開発目標、国際教育やコミュニティ支援など、幅広い分野のプロジェクトを多数実施しています。それぞれのプロジェクトには具体的な目標や活動が設定されています。どのような額の寄付でも、プロジェクトの成功のために役立てることができます。このウェブサイトでは、これらのプロジェクトについて詳しくご紹介しています。ご寄付は、特定のプロジェクトや分野を指定することもできますし、大学の発展全般を支援するために使用目的を特定せずに、おこなうこともできます。私たちは、あなたの寄付が、あなたが指定した場所で、私たちが共有するビジョン達成のために使用されることをお約束します。
3. OISTの歴史は非常に浅く、地理的に離れた場所(沖縄)にあります。社会的インパクトを創出し続けるために、正しい慈善事業的投資ができるのでしょうか。
はい、正しい慈善事業的投資ができます。
OISTの歴史は浅いですが、設立からわずか8年で、ネイチャー誌などの権威ある科学雑誌の出版社が編集する研究論文のデータベース「ネイチャーインデックス」の正規化分析により、世界トップクラスの9位という成績を収めました。(ネイチャーインデックス 2020)
OISTの卓越した科学研究と、科学を通じて社会的イノベーションの触媒となるための長期的な取り組みについては、 OIST戦略計画2020-2030をご覧ください。
4. 繰り返しになりますが、OISTは沖縄にあります。どうすれば島を越えて社会にインパクトを与えることができるのでしょうか。
OISTは、沖縄の地域社会と国際社会の両方に貢献しています。私たちは、沖縄の文化や歴史に根ざした活動をしています。また、設立当初から世界の科学者団体と連携しています。OISTの教員および学生の半数以上は、高い競争率のもとで海外から採用されています。OISTの科学者たちは、世界をリードする科学ジャーナルに寄稿しています。博士課程の卒業生、ポスドク研究員、元OISTのコミュニティメンバーなど、本学の卒業生は世界の様々な場所で、沖縄というユニークな島での体験と国際的な視点とを融合させて活動しています。皆様のご寄付により、多様な国際経験を持つ本学の科学者が、科学、教育、アウトリーチ、イノベーションを通じて、地域と世界の両方にプラスの変化をもたらすことができるのです。