セミナー1  3月10日(木)午前8時30分開始

参加登録はこちらから>>  OIST x ASJ Future of Energy and Climate Seminar Series

初回セミナーでは、ノーベル物理学賞受賞者1997年)元米国エネルギー省長官(20091月~20134月)のスティーブン・チュー博士にキーノートスピーカーとしてオンラインでご講演頂きます。 チュー博士は現在、スタンフォード大学メディカルスクールの分子及び細胞生理学教授として将来の研究人材育成にご尽力されています。 

 

チュー博士の基調講演気候変動と持続可能な未来のためのイノベーション・パスでは、現在我々が直面するエネルギーと環境問題を先進科学研究と技術でどう解決していくか、そしてサステイナブル・エネルギーソースと核融合エネルギーがエネルギーと気候の未来にもたらす影響についてお話しされます  

 

パネル・ディスカッションでは、チュー博士に加え、日本エネルギー経済研究所の寺澤達也理事長とOISTのピーター・グルース学長にご登壇頂き、「エネルギーと気候チャレンジへの解決策としての持続可能エネルギーと将来の技術」について議論していただきます。モデレーターは、マネックスグループジャパン・グローバルアンバサダーイェスパー・コール氏です。 

 

皆様の奮ってのご参加、お待ちしております。 

<イベント詳細>

日時:


 
2022年3月10日(木)  8:30-10:00  日本標準時
(2022年3月9日(水)  15:30-17:00 米国太平洋標準時 /18:30-20:00 米国東部標準時)
*会場参加のゲストには朝食があります。
8:30-8:35
 
開催のご挨拶
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 学長 ピーター・グルース博士
8:35-9:05


 
基調講演
「気候変動と持続可能な未来のためのイノベーション・パス」
スタンフォード大学 メディカルスクール教授
スティーブン・チュー博士
9:05-9:15 パネルディスカッションオープニングトーク
日本エネルギー経済研究所 理事長 寺澤達也氏
9:15-9:45

 
パネルディスカッション
「エネルギーと気候チャレンジへの解決策としてのサスティナブルエネルギーと将来の技術」 
パネリスト        :チュー博士、寺澤氏
モデレーター     :マネックスグループジャパン グローバルアンバサダー イェスパー・コール氏
9:45-10:00 質疑応答
場所:    

 
国際文化会館 B1 岩崎小彌太記念ホールl
住所: 東京都港区六本木5‐11‐16     電話番号: 03-3470-4611
アクセス地図:  https://www.i-house.or.jp/eng/access.html
料金:   会場参加者は5000円 オンライン参加は無料

スティーブン・チュー博士

スタンフォード大学医科大学院William R. Kenan Jr.教授および分子細胞生理学教授

スタンフォード大学医科大学院William R. Kenan Jr.教授および分子細胞生理学教授。280以上の研究論文を原子高分子物理学、生物物理学、生物学、生体撮像、バッテリーなど様々なエネルギーテクノロジー分野において発表。特許登録件数は15件、2015年以降には更に9つの特許開示/特許ファイルがある。

チュー博士は2009年1月より2013年4月末日まで第12代米国エネルギー省長官に就任。閣僚ポストを得た初めての科学者として、エネルギー省に多くの優れた科学者やエンジニアを採用した。ARPA-E(エネルギー省高等研究計画局)、エネルギーイノベーションハブなど、数々のイニシアティブを立ち上げました。また、オバマ大統領から個人的な依頼を受け、メキシコ湾でのデBP社の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」原油流出を止めるための支援を行った。

閣僚ポスト着任前にはローレンス・バークレー国立研究所長として、代替エネルギーや再生可能エネルギーの研究に取り組み、スタンフォード大学では物理学および応用物理学教授としてバイオX(3Dバイオプリンター)や、物理学と生物科学を医療・工学と結ぶ学際的機関の立ち上げを支援。AT&Tベル研究所の量子エレクトロニクス研究部長も務めた。

チュー博士はレーザー冷却と原子とトラッピング研究での功績から1997年ノーベル物理学賞を共同受賞、その他、受賞多数。


 

寺澤 達也
一般財団法人 日本エネルギー経済研究所理事長兼CEO

寺澤達也氏は2021年7月、日本エネルギー経済研究所(IEEJ)理事長に就任。IEEJ就任前は、内閣府参与として西村康稔大臣を補佐し(2021年1月―6月)、新型コロナウィルス感染症パンデミックへの政府対応や日本版「グリーン・ニューディール政策」を含む成長戦略の構築を支援した。

内閣府参与着任以前は、経済産業省において経済産業審議官を含む主導的な地位を歴任。2011年6月から12月には、野田佳彦・元内閣総理大臣の総理秘書官を務めました。この間、東日本大震災直後の政府の様々な課題解決のために首相を支援した。

東京理科大学・上席特任教授として、2020年1月より国際交渉についての授業を担当。東京大学法学部卒業後、米国ハーバード大学ビジネススクール修士号(MBA)を1990年に取得。1961年1月生まれ、大阪出身。

連絡先: OIST東京オフィス:  tokyo-office@oist.jp 

アジアソサイエティジャパンセンター:  info.japan@asiasoicety.org