宮城 明 作品展「表皮一体」

Date

2013年2月25日 (月) (All day)2013年5月10日 (金) (All day)

Description

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概要

タイトル:表皮一体 — アイデンティティーの探索
期間:2013年2月25日〜5月10日
会場:OISTキャンパス内スカイウォーク

ご挨拶

美術家 宮城 明

 私はあらゆる事象の「境界」に関心を抱いております。美術に関して言えば、絵画、彫刻、版画のそれぞれの領域の境界です。当然ながらそれは目には見えません。空白で手つかずの可能性を秘めた隙間と言ってよいでしょう。想像力と想像力の場です。今回の個展は旧作と新作の合体で、タイトルの表皮一体は、制作のプロセスの中から生まれた造語です。アルミ素材(オフセット印刷機)の可能性を追求し、アイデンティティーを探求した展示になりました。アートとサイエンスの出逢い。私の作品群がこの素晴らしいスカイウォークギャラリーと一体となることを強く望みます。

 最後になりましたが、夢のような素晴らしい機会を与えて下さったジョナサン・ドーファン学長をはじめ関係各位に対し、心からお礼申し上げます。さらに貴大学の増々のご発展とご繁栄を祈念し結びと致します。

 恩納岳あがた里が生まり島、森ん押しぬきて、此処なさな。

恩納村が生んだ天才歌人、恩納ナビィのダイナミックな世界に感嘆しつつ、ご挨拶とします。

2013年2月吉日

画歴

1945年 8月25日  名護市生
1970年 11人展リウボウホール
8月渡米 ブラットグラフィックセンター留学(ニューヨーク)
ラウシェンバーグ、ジャスパージョンズら現代美術の刺激を受ける。
1973年 8月離米 「ルーツの旅」に出る。ブラジル→ポルトガル→ヨーロッパ各地を旅→ギリシャ→トルコ→イラン→アフガニスタン→インド→タイ→香港→台湾を旅の後、12月末帰省する。
1974年 沖縄にて制作活動開始
1978年 2人展:沖縄タイムス第2ホール(那覇市)
1979年 第1回個展「自画自賛」:沖縄タイムス第2ホール(那覇市)
1980年 第2回個展「個展個点」:沖縄タイムス第2ホール(那覇市)
第3回個展「一人画展」:国吉ギャラリー(那覇市)
1981年 個展「宮城明展」:国吉ギャラリー(那覇市)
1982年 個展「絵画習作」:県民アートギャラリー(那覇市)
1987年 個展「ウェイブキャンパス」画廊沖縄(那覇市)
1988年 個展「素材の展開」:ギャラリーみやぎ(那覇市)
1989年 渡米(8月)
OKハリス画廊、レオ・キャステリ画廊とコンタクトをとる。
再渡米(11月)レオ・キャステリ画廊主レオ・キャステリ氏に自作品を見せる。
1991年 個展「アイデンティー」ジンーズシリーズ開始:ギャラリーみやぎ
1992年 個展「Body」ジンーズシリーズGALLERY WORK Ⅱ-画廊沖縄
1994年 沖縄・日本・韓国交流美術展沖縄コンベンションセンター・那覇市市民ギャラリー(宜野湾市・那覇市)
1995年 沖縄近代美術家展出品浦添市美術館(浦添市)
戦後50年沖縄の美術展那覇市民ギャラリー(那覇市)
1996年 個展「漂白」ジンーズシリーズ南風原文化センター(南風原町)
2000年 個展「表皮一体」アルミシリーズ開始画廊沖縄(那覇市)
2002年 個展「空間の変容」アルミシリーズ前島アートセンター(那覇市)
三人展/読谷村立美術館(読谷村)
個展「腐蝕」アルミシリーズ佐喜眞美術館(宜野湾市)
2006年 風4人展・釜山市ソウルアートスペース(韓国)
2007年 個展「行為の軌跡・そして再生へ」画廊沖縄(南風原町)
制作・展示「沖縄文化の軌跡1872-2007」沖縄県立博物館・美術館(那覇)
2008年 「沖縄・プリズム1872-2007」国立近代美術館(東京)
2009年 個展「マグマ08」0ギャラリー(東京)
2010年 個展(退任記念)沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館(那覇市)

収蔵作品

  • 読谷村立美術館(2002年)
  • 県立博物館・美術館(2007年)
  • 佐喜眞美術館(2007年)
  • 沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館(2011年)

 

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