国内招聘者向け応募 (Domestic Visitors)

理論科学系国内招聘者の募集について

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、理論科学客員プログラム(TSVP)を通じて、国内招聘者(現在日本国内で勤務している方)を募集しています。

TSVPは、優れた研究者をOISTに長期滞在させることを目的に、2021年6月に開始されました。OISTの学際的なミッションに従い、このプログラムは、数学、理論物理学、計算科学、理論生命科学を含むあらゆる理論科学を対象としていますが、これに限定されません。

選考を通過した研究者は、OISTで独立した研究を行い、滞在中に1つまたは複数のOIST研究ユニットと交流する機会を得ることができます。滞在期間は通常2週間から3ヶ月で、必要に応じて短期滞在に分割できます。通常、沖縄への旅行手配を自分で行う必要がありますが、OISTの宿泊施設とオフィススペースは無料で提供されます。例外として、助成金や所属機関から旅費の支援を受けていない場合に限り、OISTが選考に基づき旅費の支援を行うことがあります。このポジションには、教育の職務はありませんが、着任1ヶ月以内に、研究分野に関する一般向けの講義を行うことが期待されます。

 

応募は英語でお願いいたします。以下の追加情報をご覧ください。

 

OISTは学部を持たない教育機関で、様々な分野で働く人々の障壁をなくすことを目指しています。OISTでは教員、学生、職員及び訪問者の多様性を尊重しています。様々なバックグラウンドを持つ人々に対して、柔軟な労働環境を実現するための施策を導入しています。具体的には、共働き夫婦のサポート、ジェンダ―フリー施設、"ストップ・ザ・クロック"オプション、施設内託児所などがあります。詳細は、https://www.oist.jp/

OISTでは、女性や過小評価グループからの応募を積極的に受け付けています。

OISTは、日本および世界における科学の多様性の推進に深く貢献しています。 ご質問やご不明な点がございましたら、tsvp [at] oist.jp までご連絡ください。

応募資格

関連分野で博士号を取得し、独自の研究者として独立していることが条件です。つまり、研究機関でシニア・ポスドク、ジュニア・グループ・リーダー、または教員と同程度の経歴が求められます。ただし、独立した研究者になることが明らかである場合は、例外として認められる場合があります。国内プログラムは、日本で研究活動を行っている研究者を対象としています。

応募書類

以下の書類を提出してください:

  1. 履歴書:論文リストを含む
  2. 提案書:OIST訪問中に行う研究についての簡単な説明を含む1ページ以内
  3. 研究セミナーのタイトルと要旨: その他のアウトリーチ活動、一般向けの講演、大学院生向けのミニコース、キャリアトークなどの提案も歓迎します。
  4. 訪問スケジュール案:空きスロットの中から1つを選び、その中でOISTを訪問する期間と回数を記入してください。最新の募集状況は、英語サイトを参照ください。
  5. OISTの主任研究者2名から数センテンスの支援レター (Interfolioから提出をお願いします。)

全ての訪問は住居の空き状況によって決まります。今年度のプログラムに応募する場合、滞在は2024年3月までに開始する必要があります。スムーズな選考のために、プログラム開始4か月前までに、応募書類を提出してください。

募集状況

最新の募集状況は英語サイトをご確認ください。

Interfolioからの応募

http://apply.interfolio.com/123494 (締切は随時。プログラム開始4か月前までに、応募書類を提出してください。)

選考基準

  1. 科学的な質
  2. OISTへの利益 (例:OISTユニットとの交流を通じて)
  3. 学際性
  4. 多様性
  5. 外部と教育活動予定 (例:一般向け講義、セミナー、(ミニ)コース、キャリアトーク、子供向け/学校向けの活動)

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
Jonas Fischer博士:tsvp [at] oist.jp.