外来アリ防除に伴う工事調整会議を行いました(2021/05)

私たち環境科学セクションが取り組んでいる外来アリ研究プロジェクト。その中でも現在力を入れているのが、那覇の国道に定着したハヤトゲフシアリLepisiota frauenfeldiの防除です。ハヤトゲフシアリの防除に効果的な方法や技術を研究するのはもちろんですが、この難敵に立ち向かうためには色々な学外機関との連携、協働が欠かせません。これまでも琉球大学や那覇市、防虫会社や環境省、沖縄総合事務局(国道事務所)、沖縄県などなど、機関横断的な協力体制を作ってきました。今回はそれに加えて、環境省沖縄奄美自然環境事務所の調整のもと、この場所で工事を予定する那覇市と沖縄県の各部局の方々と現地ミーティングを実施し、工事の際にハヤトゲフシアリを現場から拡散させない方策を話し合いました。それぞれの組織の専門性や職務権限などを活用しながら、引き続き沖縄県内からのハヤトゲフシアリ根絶を目指して頑張っていきます。