グリーン沖縄 (16) 環境に優しい製品に使われているラベル

OISTの皆さん,

リソースセンターでは、沖縄で環境に優しい生活をおくるための情報をまとめています。この活動には皆さんの協力が必要です。皆さんの知識を共有してください。Green Okinawaは皆さんからの情報をOISTのコミュニティーに発信します。

製品についているラベルは、どの製品が持続可能な方法で生産されているのかを見分けるのに役立ちます。 今回のグリーン沖縄の記事では、これらのラベルを紹介していきたいと思います。買い物をするときのご参考にお使いください!

再生紙

  1. リサイクルされた原料から作られた製品でも、すべての製品にロゴがついているとは限りません。しかし、製品に”再生紙”や”古紙”という表示があれば、その製品はリサイクルされた原料から作られたことが分かります。

  2. エコマークロゴは、より環境に優しい方法で生産された製品につけられる一般的なロゴです。ろごのデザインは、アルファベット小文字の「e」の文字のような形をしており、ハグをしているようにも見えます。

  3. 再生紙のロゴはその製品が再生紙から作られていることを意味します。ロゴのデザインは、アルファベット大文字の「R」の横に含まれている再生紙の割合が数字で表示されるというデザインです。

  4. 昭和製紙は、沖縄のメーカーでリサイクル素材を利用してペーパータオルやトイレットペーパー(コアロールなどの製品)等を製造しています。 http://www.syouwa-seishi.co.jp/product/

                                

上記写真: エコマークロゴ(2)                上記写真: 再生紙ロゴ(3)

 

Forest Stewardship Council(森林管理協議会) - FSC

  • 持続可能な木材から作られた製品にはFSC(森林管理協議会)のロゴがついています。このロゴは、製品が森林管理協議会(FSC)によって発行された「森林管理証明書」を受けた商品だということを意味します。

  • ティッシュペーパー、文房具、本、そしてきでできたおもちゃにこのロゴが表示されていることが多いです。

上記写真: 製品に表示されているFSCロゴの例

 

認定済み持続可能なパーム油

  • パーム油は多くの家庭用クリーニング用製品、パーソナルケアー用品、化粧品、および食品に使われている原料です。パーム油のプランテーションが熱帯地域の森林破壊に影響をしていることがよくあります。

  • 森林破壊を減らすのに役立つ「認定済み持続可能なパーム油」のロゴを見つけてみてください。 (link).

 

レインフォレスト・アライアンス認証マーク

  • レインフォレスト・アライアンスは森林、気候、人権を保護するという原則に則ってさまざまな製品を認証しています。 (link).

 

JAS (有機JASマーク)

  • このロゴのついた食品は農薬や化学薬品の使用量を減らして栽培された食品です。 (link).

 

平飼い卵

  • パッケージに「平飼い」と書かれている場合、その卵は平飼いで育てられた鶏から生まれた卵だということを意味しています。

 

持続可能な魚介類

  • 持続可能な魚介類を探すなら、MSC(海洋管理協議会)のラベルを探すと良いでしょう。 (link).

 

BRINGキャンペーンのハチのロゴ

  • 'BRING' キャンペーン のハチのロゴは、その店内にリサイクルサービスがあることを意味しています。古いプラスチックのおもちゃや不要な服をリサイクルに回すことができます。

  • 無印良品やユニクロなどの何店舗かは、この'BRING'キャンペーンの取り組みに参加しています。残念ながら、沖縄にはありません。

 

エコラベルのデータベース

環境省のホームページ

 

全ての持続可能性の基準が同じであるとは限らず、それらが十分なのかどうかの議論はあります。しかし、それらは製品の持続可能性が改善されるために機能しており、同時にこれらのラベルやロゴは消費者が買い物をするときのガイドになってくれます。

 

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写真クレジット:

 

この記事はMichi、M.S.、Kate Whitfield,そして仲村佳将(OIST Resource Centre)の協働で制作されました。