吉岡さとる写真展「何故、われわれは存在するのか?」
Date
2012年8月20日 (月) (All day) 〜 2012年12月21日 (金) (All day)
Description
なぜ、われわれは存在するのか?
時に人は研究所の高いフェンスの内側に想像を膨らませる。
そこで、どの様な実験がされているのだろうかと思いを巡らせる。
私は世界を旅しながら研究所の内側を、昼間の太陽光と夜の人光で 切り取ってきた。
そこには日常的な作業域、通りなど一般的な風景や建物が写されている。
そこには最新の実験装置、運命を終えた実験装置なども写されている。
研究施設は日夜変化し続ける。そして、今日訪れた研究施設は一見あまり 変化がなくても、
昨日とはまったく違う場所になっている。
なぜ、われわれは存在するのか?
なぜ、宇宙は、反物質ではなく物質で作られたのか?
極微の粒子をぶつけることで、科学者達はこの究極の謎の解明に挑んでいる。
写真家 吉岡さとる
- 1963年 高知県高知市生まれ
- 2005年~ 米国カリフォルニア州にあるスタンフォード線形加速器センター(現在SLAC国立加速器研究所)を訪れ、撮影を開始。
- 2007年~ 世界各地の素粒子物理学研究所を撮影し続け、現在に至る。
これまで撮影した素粒子物理学研究所
- 欧州合同原子核研究機構:セルン (スイス・ジュネーブ)
- SLAC国立加速器研究所(米国カリフォルニア)
- 高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)
- J-PARC大強度陽子加速器施設(茨城県那珂郡東海村)
- フェルミ国立加速器研究所 (米国シカゴ)
- ブルックヘブン国立研究所(米国ニューヨーク)
- 東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設(岐阜県飛騨市)
- 東北大学ニュートリノ科学研究センター / 茂住実験室(岐阜県飛騨市)
- 高輝度光科学研究センター / SPring-8(兵庫県佐用郡佐用町)
- ドイツ電子シンクロトロン / DESY(ドイツ・ハンブルグ市)
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