守秘義務および情報保護指針の実施規則
クライアントの皆様へ
ようこそ、がんじゅうサービスへ。このページでは当サービスの守秘義務、ノートの管理、及び職務規範についてご案内いたします。以下を注意深くお読みになり、ご質問やご意見などございましたら、ご担当の臨床心理士もしくはカウンセラーにご相談ください。また、当サービスのガイドラインは英国サイコロジー協会のガイドラインに基づいています。英国サイコロジー協会ガイドラインをご確認されたい場合は、このページ最後にあるリンクをクリックしてください。(外部サイト・英語のみ)
守秘義務およびコミュニケーション
がんじゅうサービスのチームにとって守秘義務はとても重要です。個人情報を含むすべての情報は慎重に扱われています。また、基本的にご本人の書面による許可がない限り、取り扱っている情報を開示することはありません。但し、個人の健康、安全、及び福祉に対し、深刻なリスクを及ぼす可能性がある場合は、例外として情報を開示することがあります。
また情報の開示は、開示することによりご本人やその他の方に深刻な危害を及ぼす可能性がない場合に限り、ご本人と話し合った上で決断されます。
守秘義務が保たれない例外は以下の通りです。
- ご本人やその家族(家族でのカウンセリングを行っている場合)による、個人情報の開示許可の承諾がある場合。
- カウンセリングを受けているご本人または第三者に危害の恐れがあると判断した場合。
- 日本の法律によって開示が必要となった場合。
- 12歳以下のお子様がカウンセリングを受けていて、児童保護に関する問題がない限り、定期的にその親または保護者へ報告する場合。
- 13歳以上18歳以下のお子様がカウンセリングを受けていて、ご本人の合意の元で決められた内容のみ、ご家族へ報告する場合。
記録の管理
専門的実務の一環として、がんじゅうサービスでは個人、ご家族、またはグループでのカウンセリングの記録を紙媒体で厳重に保管しております。これらの記録や情報はがんじゅうサービスの外部とは決して共有いたしません。個人やご家族でカウンセリングを受けている方々は、各自への情報開示を求めることができますが、これらの内容は当人に関する情報のみとなり、第三者に関する情報は開示されません。
また、全般的な情報(個人が特定されるような情報やカウンセリングの内容は含まない)は年間レポートとして基礎統計の情報用にデータとして管理されます。
カウンセリングノートは鍵付きのファイリングキャビネットに保管されます。これらのファイルはカウンセリングケース終了の5年後にシュレッダーで破棄されます。
コンピュータでの管理
がんじゅうサービスではカルテをデジタル形式で一切保管しておりません。また、電子メール上の機密性は確保できかねますので、その旨ご了承ください。
カウンセリングを受けているご本人やご家族よりリクエストされた、紹介状やその他のレターは当人にのみ提供致します。
業務規程
本サービスの心理士およびカウンセラーは英国サイコロジー協会と米国カウンセリング協会の会員であり、その協会で定められている倫理構成に基づいた業務を行っています。また、各心理士およびカウンセラーは定期的にそれぞれの指導者に監督してもらい、個人やご家族に提供するサービスが最も適切であるように心がけています。
英国サイコロジー協会のガイドライン
This agreement can be reviewed and changed by negotiation between the team and the individual/ families.
September 2014