カメラトラップを一新しました(2020/10)

OKEON美ら森プロジェクトのカメラトラップ網では、沖縄本島各所に設定した24箇所のコアサイトに、合計47台を設置して動物の観察を継続的に実施しています。沖縄の強い日差しや、台風のような暴風雨、そして時には機器内へのアリの侵入など、その稼働条件は過酷です。数年での更新が必要になりますが、これまで利用していた機器がメーカーの製造中止により更新ができなくなってしまいました。新しい機器の選定から、新機器の設置とメンテナンス方法の検討、室内や野外での稼働試験などを経て、ようやく今年度の大きな課題のひとつであった新機器への更新が実現しました。今後は実際に稼働しながらの調節、改良の段階に入ります。新しい機器が沖縄の生物のどんな姿をとらえてくれるのか、今から楽しみです。