パブリック・レクチャー:和音の科学 東京大学 羽田野直道教授
Date
Location
Description
This public lecture will be held in Japanese only, with no interpretation provided.
こちらのパブリック・レクチャーは日本語で行われます。
参加登録
2026年2月24日(火)から参加登録を開始します。
講演概要
私たちが音楽で習うドレミファソラシドのそれぞれの音の音程はどのように決められているのでしょうか。
西洋では、ピタゴラスが音の響きを研究する中で決めたと言われています。ところが中国ではそれよりもずっと昔に、全く同じ音の決め方が西方から伝わったという伝説が残っています。なぜ西洋と東洋で同じ音程の決め方が伝わっているのでしょうか。それは偶然でしょうか。
西洋と東洋で同じ音程の決め方では、ドからソを決め、ソからレを決める、という手順で進んでいきます。それはドとソがきれいに響き合い、ソとレがきれいに響き合うという観察があるからです。
ではそもそもドとソはなぜきれいに響くのでしょうか。音の響きを詳しく調べると、実はピタゴラスを含めて殆どの音楽研究者がドとソがきれいに響き合う理由を誤解していたことがわかってきました。
この講演ではドとソがきれいに響き合う本当の理由をお話しします。そしてインドネシアのガムランのようにドとソがきれいに響き合わない楽器があるということもお話しします。それらを考え合わせると実は昔々に中東のどこかで最初の楽器が発明されたときに、音程はその楽器のために発明されたのではないか、そして音程は楽器とともに西洋や東洋に伝わったのではないかと想像できるというお話しをします。
講演では、まず音の伝わり方の簡単な説明から始め、実際に和音を聞きながら、音程の決め方を実感していただきます。できるだけわかりやすくお話ししますので是非ご参加下さい。
講演者プロフィール

東京大学 生産技術研究所教授 羽田野 直道博士/ OIST客員プログラム国内ビジター
1990年代に「ハタノ=ネルソン模型」として知られるモデルを提案し、非エルミート量子力学の創始者の一人として広く認知されている。
近年は、開放量子系における非エルミート性に関する研究を進めるとともに、その非マルコフ性ダイナミクスの解明にも取り組む。
対象年齢および定員
対象:中学生以上
定員:70名(事前予約制)
Subscribe to the OIST Calendar: Right-click to download, then open in your calendar application.

