足元に目を向けよう　Science Talk vol.1

OISTサイエンストーク2021 vol.1

Summary

「足元に目を向けよう」

やんばると西表島がついに世界自然遺産に登録。この豊かさを守るための主戦場は、実はあなたのすぐ側にある。

沖縄における外来種問題や、人の暮らしと自然との関わり方について一緒に考えましょう。

Spearkers

  OIST環境科学セクション リサーチサポートリーダー

  吉村 正志

 北海道で牛飼いになることを夢見て酪農学園大学へ。卒表後、利尻島で中学校教論をする中でアリの研究に目覚め、世界でも珍しい雄アリ研究者になりその後渡米。2014年に帰国してOIST研究員となり、地域連携型の環境モニタリングプロジェクト「OKEON美ら森プロジェクト」のコーディネーターとして活動する。沖縄本島を中心とした生物多様性観測ネットワークや、沖縄の教育・行政関係者との協力関係を構築し、研究者の立場から沖縄への貢献を目指す。

  株式会社Endemic Garden H 環境部長

  上開地 広美

千葉県出身。小さい時から生き物が好きで、学生時代に山や国立公園等を訪れ野生生物の調査研究に携わる。この経験を通して、地域ごとに独自の自然がある事に気が付くと共に、人の暮らしと自然との関わり合いが薄まると、あっという間にその自然は消えてしまうことを実感。多くの研究者が“凄い”と評するやんばるに興味をもち、「環境省やんばる野生生物保護センター」に9年勤務し、現在（株）Endemic Garden Hの環境部長として、人と自然とのより良い関係性構築を目指す。

※This event is only in Japanese