ヒアリ同定研修 in 宮古島(2020/02)

宮古島で環境省主催の外来アリ講座が開催され、その講師として沖縄環境研究支援セクション(OERSS)の吉村が専門家として招聘されました。
スライドや実際の標本などを使って、参加してくれた港湾管理関係者や沖縄県保健所、博物館の関係者のみなさんに向けて、ヒアリの同定講座を行いました。講座のあと実際に宮古港湾のコンテナ置き場に入り、コンテナ周りに生息するアリ類を受講者のみなさんと確認し、外来アリ類の侵入や定着をどのように防いでいくか意見交換しました。同じ沖縄とはいえ平良港は本島から遠く、そして那覇港と比べてずっと規模も小さいですが、深刻な侵略種の島への侵入や定着・拡散を防止するためには、ここでもやはり地域の協力で息の長い監視体制を作り上げて維持することが大切です。