数理生物学ユニット (ロバート・シンクレア)

ユニットの概要

ロバード・シンクレア

数理生物学ユニット

ロバート・シンクレア 准教授

sinclair at oist.jp

 

研究

概要

数世紀にわたり、数学が、物理学に取り入れられ発展してきたように、生物学において、今後数年で数学が発展、飛躍することは間違いない。言い換えると、生物学には数学の潜在能力を向上させるものが眠っている。我々はどのようにして、それを発見することができるのか。近道はなく、我々はそれに向けて地道に模索していかなければならない。

当ユニットは、その端緒を得るために、数学者と生物学者をより緊密な関係にすることを目的として、実際の生物学研究の現場において、生物学者と協同することをその第一歩とする。

だが、数学分野における目標達成を差し置いて、生物のシステムを研究することには深い理由がある。それは生物が進化するからである。生物は、膨大な時間を費やして絶えず問題を解決しつつ、特定の方向へと自ら進化してきた。よって、生物自体が複雑な問題を解決する複雑なものと言える。また、生物は膨大な数の相互間関係と構造で支えられているゆえ、必ずしも私達、人間が創造してきた、現代の数学の方式に当てはまるものではない。

それゆえに、我々の長期的目標は、新たな数学的モデルを探求するだけではなく、自然が探しあてた数学の方式を表現することを可能にするために、数学分野の能力向上を目指すことにある。