Legobots

LEGO® MINDSTORMS® EV3は、研究および教育用の第3世代のLEGO®ロボットです。主要な要素は、プログラム可能な「Brick」ミニコンピューターで、簡易バージョンのLinuxシステムを使用します。合計8つのポートがあり、さまざまなモーターおよびセンサーを接続でき、BluetoothおよびWi-Fiによる通信をサポートします。

本ユニットでは、タッチセンサー(押した時と放した時を検出)、色センサー(色または光度を検出)、超音波センサー(距離を測定)、IRセンサー(IR信号源の方向を検出)およびジャイロセンサー(回転速度を測定)などの一連のセンサー、および環境中での移動のために車輪を動かす一連のモーター、ならびにロボット本体を構築するためのさまざまなピースを使用しています。さらに、RoboCupJunior公式赤外線発光電子ボールも使用しています。それぞれに20個の赤外線LEDが搭載されており、赤外線発光電子ボールからさまざまな方向に赤外線が放射され、IRセンサーが内蔵されたロボットで検出することができます。各ボールには以下の4つのモードがあります。(1)変調(ステップ波形変調)RoboCupJunior Soccer Ball規格(40 kHz担体)、(2)非変調(安定放射)RoboCupJunior Soccer Ball規格(3)600 Hzパルス変調(40 kHz担体)、(4)1200 Hzパルス変調(40 kHz担体)。

 本ユニットでは現在、「群れ相互作用(Swarm Interactions)」プロジェクトにおいて、アリのコロニーにヒントを得た、共同作業を行う群れロボットを構築するために、LEGO® MINDSTORMS® EV3キットを使用しています。